先日のお休みに福祉美容についての講習を受講してきました
いつも、福祉美容の勉強でお世話になっている調布市でサロンをされている、石井さんにお世話になりに行ってきました
以前福祉美容の講習を受けた際のブログはこちらです。
一重に福祉美容といっても、病院で寝たきりや車いすの方を切りに行ったり、老人ホームや自宅療養をしている方の髪の毛をしたり、とても幅広いカテゴリーになります。
以前福祉美容の講習に参加した際にも書きましたが現在は4人に1人が65歳以上で2025年には3人に1人になるそうです。
実際に僕の母親は60代後半で、一般的には今現在20代~30代の年齢の方のご両親は若くても40代で50代・60代が殆どだと思います。
平均寿命も年々統計的には伸びてはいますが、健康寿命と考えると一概にすべてが伸びているとは限りません。
現に認知症においては厚生労働省の2015年1月の発表によると、日本の認知症患者数は2012年時点で約462万人、65歳以上の高齢者の約7人に1人と推計されています。
最近ドラマにもなってましたが、若年性アルツハイマー型で40代.50代の働き盛りになることも最近ではあるそうです。
どんな病気であれ、突然病にかかることは多々あります。
もし、そういうことが起こってしまった時に、あたふたせずに迅速に対応できるよう、今回も福祉美容の講習に参加させて頂きました。
もちろん、私は2代目の代表なので先代からご来店して頂いております、先代の年代のお客様も沢山いらっしゃいますので、髪を切りたいけれども、身体が旨いこと動かなくサロンに通いたいけど通えないなど、これから起こりえるであろう変化にもしっかりと対応していきたいという思いであります。
今回は座学と実技の講習でしたが、内容は病院で寝たきりや医療行為をされている方・自宅での医療介護を行われている方に対して、どのように接し、どのように施術をするのが適切なのかを学ばせて頂きました。
その中の1つで自宅で医療介護を受けていらっしゃる方に対してのシャンプーの方法を始めて習い体験させて頂きました。
講習を受ける前ではこちらの写真のような寝たきりの方の専用シャンプー台でしか出来ないものだと思っていました。
今回はモデルウイッグで体験させて頂きましたが、色々な吸水シートを使って寝たきりの方でもある程度のスペースさえ確保したら、シャンプーを施術する事が出来る事がわかりました。
まだまだ、福祉美容の入り口に立ったに過ぎませんが、これから沢山勉強して「超高齢社会」に備えていきたいと思います。
そして、ご来店して頂ける、お客様の介護の悩みなどに応えていける様にしたいと思います
長文お付き合いいただきありがとうございました。